目次:教えるから伝えるへ
「教える」と「伝える」の違い
子どもや部下に何かを伝えるとき、つい「教える」って言い方をしてませんか?
実はこの「教える」って、自分の考えとは裏腹に、上から目線になりがちなんです。
「教える」という言葉には、「私は知っている、あなたは知らない」という前提が含まれています。
あくまで前提の話で、必ずしもそう思っているとは限らないのですが…
だから、聞く側は無意識に「下に見られてる」と感じてしまうことがあるんです。本来ならば『教わっている』と感じるところなのですが、上から来られると身構えてしまうのです。
例えば、
- ❌「どうしてダメなのか教えるね」
- ✅「どうしてダメなのか伝えるね」
「伝える」に置き換えるだけで、相手に届く感じが全然違うんです。同じ内容を話していても、受け取る側の気持ちが変わる。それくらい、言葉選びって大切なんだなと思います。
聞く側の心構えが変わる瞬間
「伝える」に変えると、聞く側の心構えも柔らかくなります。
子どもや部下も、「怒られた…」じゃなく、「なるほど、そうか」と受け取りやすくなるんです。
「教える」だと、どうしても「指摘された」「注意された」という感覚になりがち。
でも「伝える」だと、「情報をもらった」「考えるきっかけをもらった」という感覚に変わります。
例えば、
- 子ども:「なんで?」
親:「こういう理由でね、伝えるね」
同じ目線で話せるようになり、子どもも「怒られた」じゃなくて「教えてもらった」と感じてくれる。その違いが、関係性をすごく変えるんです。
感情を落ち着けて話せるメリット
「教える」って、つい感情的になってしまうことが多いんです。
瞬間的な「なんでわからないの?」「何回言えばいいの?」という気持ちが、言葉に乗ってしまう。
だから言い方もキツく、厳しくなります。
でも「伝える」に言い変えることで、話す前にひと息つけるようになります。
「あ、教えるじゃなくて伝えるに変えよう!」と考えを整理する時間が、気持ちを落ち着かせてくれるのです。
「伝える」という言葉を選ぶと、自然と「どう伝えたら届くかな」と考える余裕が生まれるんです。
例えば、
- 職場:「教える」前 → イライラしながら説明
- 職場:「伝える」に置き換え → 冷静に相手に伝わる言い方を考えられる
感情的に話すと相手も身構えてしまいます。でも冷静に伝えると、相手も素直に受け取ってくれる。その積み重ねが、信頼関係につながっていきます。
育児でも仕事でも共通する成長ポイント
同じ立場で「伝える」ことで、聞く側も話す側も成長できます。
「教える」だと、一方通行になりがち。でも「伝える」だと、対話になります。
例えば、
- 子ども:「どうしてそうなるの?」
親:「どうしてそうなるのか伝えるね」 - 部下:「ここ教えて下さい!」
上司:「分からないところ伝えるね(説明するね)」
お互いに「伝え合う」関係。それが育児でも仕事でも、すごく大切です。
まとめ:伝え方ひとつで関係性も変わる
「教える→伝える」にマインドを変えるだけで、親子もチームも穏やかに、前向きにやり取りできるようになります。
言葉ひとつ、表現ひとつで、相手の受け取り方も、自分の立ち位置も変わる。それを実感してから、私も意識して「伝える」を使うようにしています。
今日から、まずは「伝える」に変えてみましょう!
最後に一言
とはいえ、私も人間なので、カッとなって感情的に怒ってしまうこともあります。
そんな時、うちの娘は「そんな言い方じゃやる気が出ない!」と言い返してきます。
確かに…と、納得して謝ることも多いんです。
💡ポイント
- 上から目線にならず、同じ立場で伝える
- 感情的になりそうなときは、言う前にひと息
- 相手に届く言葉を考える習慣をつける
- 大事なのは『伝える』という言葉より、『伝えたい』気持ち。



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