はじめに:あの頃の私は、親の気持ちが分かっていなかった
甥っ子や姪っ子がたくさんいて、子どもには慣れているつもりだった。
でも、「親の立場」で考えたことは、一度もなかった。
今なら分かる。
当時の自分は、何も分かっていなかったんだと。
目次
- 当時の私はマニュアル人間だった
- 甥っ子が妹に「バカ」と言った日のモヤモヤ
- ジィジに怒られて、妹がキレたあの日
- 決定的な違い:出産した年齢の差
- 今なら分かる、妹がどれだけ踏ん張っていたか
- 正直に言うと、妹に謝りたい
- まとめ:親になって、やっと分かったこと
当時の私はマニュアル人間だった
子育てって、叱って、褒めて、正すもの。
そう思い込んでいた。
「こうすべき」「こうあるべき」で、人の育児を見ていた。
感情や、関係性を見る余裕なんて、まったくなかった。
甥っ子が妹に「バカ」と言った日のモヤモヤ
ある日、甥っ子が妹に「バカ」と言った。
妹は「ハイハイ」と流した。
それを見て、私はイラッとしたんです。
「なんで叱らないの?」
「それでいいの?」
でも今なら分かる。
妹は、関係性ができていた。
その一言で揺らがない信頼があったから、流せたんだ。
「流す」は、放置じゃなかった。
ジィジに怒られて、妹がキレたあの日
甥っ子が悪さをして、ジィジが怒った。
それを見た妹が、父にブチ切れた。
当時は、笑い話だった。
でも今は、分かる。
自分の子どもが怒られている姿を見るしんどさ。
叱られる内容より、「守れなかった自分」が辛かったんだと。
親は、子どもの盾になる存在なんだと、今ならはっきり分かる。
決定的な違い:妹は20代前半、私は30代後半での出産
妹は、若くして妊娠・出産した。
情報も少ない。
経験も少ない。
親に頼らざるを得ない環境。
父からの口出しや、嫌味もあった。
一方、私は30代後半での出産。
調べる力があったし、距離の取り方も知っていた。
正解を、自分で選べる立場にいた。
大変さの種類が、まったく違っていたんだと思う。
今なら分かる、妹がどれだけ踏ん張っていたか
若さの中での孤独。
周囲に挟まれるしんどさ。
正解が分からないまま進む怖さ。
それでも、子どもを守り続けていた。
妹は、本当にすごかった。
正直に言うと、妹に謝りたい
余計な一言で、傷つけたこともあったと思う。
甥っ子のことを、きつく叱りすぎたこともあった。
言わなくていいことを、偉そうに言ってしまったこともあった。
分かったつもりで、見ていた自分。
支える側に回れなかった後悔。
今でも、胸が痛い。
妹に、謝りたい。
本当にごめんね。
まとめ:親になって、やっと分かったこと
親のしんどさは、外からは見えない。
正解は、家庭ごとに違う。
見えないところで、親は踏ん張っている。
今の私があるのは、妹を見てきたから。
そして、母になったから、やっと分かったこと。
今、誰かの育児を見てモヤっとしている人へ。
その裏には、必死な気持ちがあるかもしれない。
分からない時は、分からないままでいい。
でも、いつか気づく日が来るかもしれない。
私みたいに。



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